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「みるみる」レポート

みるみるレポート〈関連業界動向編①〉

〈マンガ/雑誌〉読み放題サービス

モバイルユーザーの45.3%が利用経験あり
ホテル・美容室・飲食店・病院等の法人向けサービスも拡大

■幅広い年代に定着した新しいサービス

コロナ禍の時代、巣籠り需要のなかで、コンシューマー向けの〈マンガ・雑誌〉読み放題サービスが急速に普及しました。複数の企業がTVコマーシャルを流したこともあり認知度も上昇し、いまやネットワークワーク関連の新しいサービスとして定着しています。 実際に、通勤電車の乗客を見ると、スマホでマンガを読んでいるサラリーマン・OLがたくさんいます。

これを裏付けるデータもあります。『電子書籍ビジネス調査報告書2021』(2021年8月刊、インプレス総合研究所㈱)によると、2020年の電子書籍の市場規模は、4,821億円にのぼります。前年比28.6%の増加で、2021年以降も毎年10%前後の増加が予測されています。

ジャンル別では、マンガが全体の83%を占めています。その多くが読み放題サービスといえ、現在、数多くのマンガアプリが市場に投入されており、なんと「LINEマンガ」は累計ダウンロード数が3,200万ともいわれています。

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では、実際にスマホ等のモバイル使用者のうち、どのくらいが電子書籍を利用しているのでしょうか。前述の報告書によると、直近1年間で電子書籍を利用した人は、有料が20.5%、無料が24.8%。合わせると45.3%と半数近くが何らかの電子書籍を利用しています(n=8,599人、2021年6月調査)。しかも、利用は若者だけではありません。60歳以上の利用経験者も、男性が35.1%、女性が24.1%にのぼっています。


■美容室からはじまりホテルにも拡大中

コンシューマー向けに急拡大した〈マンガ・雑誌〉読み放題サービスですが、店舗で利用できる法人向けのサービスもあります。まず、これに注目したのが美容室です。

美容室は、待ち時間対策として多くのマンガ・雑誌を置いています。しかし、紙媒体では毎週の新刊購入や廃棄処理や汚れ対策など、コストも労力もたいへんだったのです。それが、お客様自身のスマホで対応できるのですから、このサービスに飛びついたわけです。さらに、紙に付着した新型コロナウィルスは長時間生息するとの報道もあり、コロナ対策としても有効だったのです。

その後、飲食店や病院の待合室、ホテルや空港のロビーなど、さまざまな業種業態に広がり始めています。
レジャーホテルでも、注目され導入ホテルが増加中です。

その要因は、初期投資不要でリーズナブルな月額利用料で採用できること、これまでにない新しいエンターテイメントサービスであること、まだ導入ホテルが少ないこと、などです。

もちろん、レジャーホテルにはマンガは不要という意見もあります。その一方、従来からエンターテイメント機能の1つとしてマンガを提供するホテルもありました。貸出で提供する方法だけではなく、マンガルームを設けるというホテルもあります。ただ、どちらにしても新刊を揃え続けるのはコストも手間もたいへんで、マンガ提供に踏み切れなかったホテルも多かったといえます。
それらのネックが読み放題サービスで解決できるわけです。

■契約内容やコンテンツを確認して選択

法人向けの〈マンガ読み放題〉サービスは複数の企業が提供しており、それぞれで契約内容や提供するコンテンツ内容が違います。現在では、導入の際に各社の特徴を比べて自社店舗にあったサービスを選べる状況になっています。

ビューン

法人向けの〈マンガ読み放題〉サービスは複数の企業が提供しており、それぞれで契約内容や提供するコンテンツ内容が違います。現在では、導入の際に各社の特徴を比べて自社店舗にあったサービスを選べる状況になっています。

ネットワーク関連の技術やサービスは、この数年で急速に進化しました。一般消費者も、さまざまなネットワークサービスを利用するのが当たり前の時代です。

従来から、レジャーホテルは、一般家庭にはない先進的な設備機器を導入して集客力としてきました。しかし、ネットワークを利用したエンターテイメント機能に関しては、多くのレジャーホテルが一般家庭より遅れてしまっているのが実情です。「先進性をアピールできるアイテムがなく“何となく古臭い”イメージ”を抱かれ、それがレジャーホテル離れにつながる要因のひとつ」と指摘する経営者も少なくありません。

リーズナブルなコストで提供できる〈マンガ・雑誌〉読み放題サービスは、レジャーホテルにとって、マンガ好きの利用客の実需に応えると同時に、先進性のアピールという視点からも、注目したい新しいエンターテイメント機能といえます。


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